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北九州市 〜後編〜

9 MAGAZINE

北九州市 〜後編〜

2022.12.27

〜前編からつづく〜

 

と、話はそれたけど、さらに車を進めて一行は門司港へ。ロバート秋山の実家のカフェとか覗きつつ、一軒目の目的地「天ぷらの店ひろ」へ

 

ここは朝10時から開いている天ぷら専門店。

天ぷらのひろ

コロッケは3つで100円。カレー風味でとても美味しい。安くて美味い上に、4人で行くとオマケしてくれたりする。お父さんと、息子さんは笑顔で「全く儲からんよ、やめれるならやめたい。今朝もうずらの卵300個剥いたんよ」って。そのうずらのフライは5個で百円。ここで天ぷらを買うと紙の袋に入れてくれる。3人で天ぷらの袋もって、アーケードを歩きながら、山下酒店へと向かう。門司港オリジナルのサッポロビールを買って散歩しながら天ぷらとビールを味わう。なんて素晴らしい。

 

それから、裏路地を抜けると、朋友って中華料理屋さんがある。ここでの目当ては豚まん。豚まん1個90円。福岡じゃ豚まんに酢醤油をつけて食べる。これがまた美味い。

 

軽くお腹を満たしたら、坂を登って角打ちに。角打ちは北九州発祥の文化で、酒屋で立って飲むシステム。冷蔵庫から自分でビールをとって、駄菓子とかお店によってはおでんとか、北九州の角打ちは朝から開いている。

 

目当ては大正8年からある吉富酒店。今年の春に亡くなってしまったけど、名物の女将さんがいた。

 

角打ちは長居禁止。粋じゃないと。

 

車に乗り込むと次に向かうのは、旦過市場。北九州の台所とか色々あるけど北九州を代表するノスタルジーといえば旦過市場なんじゃないかな。小さい頃父親に連れられて旦過の屋台に来ていた記憶がある。確かお酒は持ち込みで1人2杯まで。

旦過うどん

旦過市場では先ず市場の中を軽く見て回る。魚屋さんで刺身を買って、御目当ての旦過うどんに向かう。旦過うどんのママとは大の仲良し。娘のしーちゃんにママを紹介されてそれ以来、2ヶ月に一回は通っている。

このちゃんぽんが日本一うまい

旦過うどんでは奥の4人席に座って先ずは赤星をお願いする。お店に置いてあるのではなくって、斜め向かいの赤壁酒店に取りに行ってくるシステム。買ってきたパックの刺身を食べながら、おでんをおまかせで注文する。戸棚から北九州名物の糠だきのサバをとってチビチビ食べながら、2杯目は冷や酒、コップに注いだ常温のお酒を飲む。酒が空いてきたら次はいも焼酎のお湯割、たまに出汁で割ったり、その頃には僕が日本で一番美味いと思うちゃんぽんを頼んでおく!一度に2人前ずつしか作れないので注意。まだいける時はママが裏メニューの焼き飯を作ってくれる。これがまた美味い。焼き飯を口に入れてちゃんぽんのスープをすする幸せな昭和時間。

 

旦過市場を後にすると、再び門司方面へ。小倉のサウナは正直イマイチなのと、関門海峡を見渡す外気浴ができる照葉の湯に向かう。実は、ASIAが所有する土地の2軒となり。

 

なによりも素晴らしい外気浴を終え、一行は小倉の街へと戻る。

大好きな昭和感

小倉ステーションホテルを出て、駅を背に右に向かうとソープランドやストリップ劇場が並ぶエリアがある。横浜の日ノ出町もそうだけど、ポルノ映画館とかソープランド、ストリップ劇場があるエリアの夕暮れは本当に絵になる。このエリアをM11と歩いている時に一軒のガールズバーを見つけた。元々知っているスナックはあったのだけど、こういうところでスナック情報を集めるとだいたい成功する。

 

今では行きつけになっているスナックルージュもここのスタッフにおススメされた。

全裸監督に出てきそうな雰囲気

ガールズバーでアペしたら焼肉の日活へ!「全裸監督」に出てきそうな焼肉屋さんというか、街から少し離れたところにある雰囲気たっぷりの焼肉の日活では、北九州名物の炊き肉をたべる。大阪で言うチリトリ鍋みたいな感じで、肉とホルモンを出汁で炊いて、タレをつけて食べる。野菜もたっぷり入っていてスルッと食べれる。

 

そこからはスナック巡り。僕はとにかスナック好き、地方×B級グルメ×スナックが大好き。出来たら内装も昭和な感じで、ポテトサラダとか、カニカマなんかが出てくると最高。先ずは行きつけのスナックルージュに行く。地方でスナックバイトの女の子が充実してるかどうかは、

 

1、公立大学、女子大学、看護系、栄養系の学部がある事
2、初婚年齢が早い地域

 

この法則が当てはまりやすい。スナックでは、昭和っぽいというか、2000年くらいまでの曲を空気を読みながら歌う。ローカルのお邪魔をしない様に東京を鼻にかけないように。2軒目は、また別のお店。見た目は僕の三つ下のおじさんだけど、心は21歳の女の子、洋子ちゃんのスナックに行く。

 

そこから先は誰が合流したのか?どこの店で飲んだのかわからない。ポケットの現金が無くなるのが終わりの合図。あえてカードは使わない!

 

記憶のないままふらふらとホテルに戻り朝を迎える、若しくは記憶のないまま、タクシーで20分ほどの西港の市場に向かいみなと寿司で夜明けの寿司を食べるのがいつもの流れ。

 

もし、早く起きたなら絶対に行くべきは、どきどきうどん。久野うどんは9時には売り切れる。間に合わなければ、今浪うどんへ。ごろごろの肉うどんに生姜と荒唐辛子を容赦なくかけてたべる。二日酔いがぶっ飛ぶうまさ。

 

そこから、小倉方面に戻ってコロナの湯に行き前日の油や酒やなんやかんやを落とすと共に、山田食堂に備えてお腹を空かす。2時間ほどゆっくりしたら12時の開店に合わせて若松へ。

 

大正町商店街は映画のロケ地にもなる、ザ昭和な街。行く先々にフォトジェニックなアイテムがある。昭和初期にかけて石炭の荷出しで栄えた街だけあって料亭なんかも残っている。

山田食堂

付近を散歩したら目的地の山田食堂へ入る。お店に入っても「注文いいですか?」とか「すみません」とか言っちゃダメだ。席に座ったらただおばちゃんとの間をとる。開店前から入っている持ち帰りを作り終えたら、おばちゃんがこっちにくる。頼むべきはネギ焼きと焼きうどん、焼き飯。だいたい4人くらいで行くので、ネギ焼き3枚、焼きうどん2つ、焼き飯1つくらいがちょうどいい。注文終わると「ビール飲んで待ってます!おでん適当にください。」って感じで頼めるとカッコいい。

 

そのうち矢のように注文が相次ぎ、朝一のパチンコを終えた手伝いさんが出勤してくる。だけど、ハイボールとかは頼まない。おばちゃんに面倒かけるから。

 

ビールとネギ焼きを一通り楽しんだら、若松の街を巡る。北九州旅の最後だ。

 

昼から昼まで、恐ろしいカロリーを摂取してると思うけどこういう非日常を楽しむ為に日常を抑制すればいいのだと僕は考えている。

 

北九州を後にして福岡に戻る。うーん。刺激と色気がもの足りないと感じる。

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