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こんにちは!今日はKenichiがお送りします。
今回は先月なんとか購入できた日本ワインについてお伝えします!
12月6日、午前11時。
この時間に予定を入れていなかった自分を、少しだけ褒めてあげたいと思います。
この日、ドメーヌ・ミエ・イケノのワインがオンラインで発売されました。開始時刻は11:00。分かってはいましたが、いわゆる“秒でなくなる系”です。
私は11時ぴったりにサイトを開き、必要以上に真剣な顔で画面を見つめていました。
ワインの購入なのに、なぜか心拍数が上がる。冷静に考えればただの通販ですが、ミエ・イケノとなると話は別です。ここはもう、戦場に近い感覚でした。
そして11時01分。
月香シャルドネ2024と、シンフォニー森響シャルドネ2024を、なんとかカートに入れ、決済まで到達。
購入完了画面を見た瞬間、思わず息を吐きました。わずか1分。でも体感は5分。
「買えた」という事実より、「間に合った」という感覚のほうが強かったのが正直なところです。

そのまま少し気が抜けて、改めて商品ページを見に行ったのが11時02分。
表示されていたのは、きれいに並んだ SOLD OUT の文字。
ほんの1分違いで、世界が分かれる。
ワインの世界は、時としてとてもシビアです。

考えてみれば不思議な話です。
開けるのはまだ先かもしれないワインを、ここまで必死に買いに行く。
味は分かっているようで、実はまだ知らない。
それでも「欲しい」と思わせるのは、ドメーヌ・ミエ・イケノという存在が積み重ねてきた時間と信頼なのだと思います。
こうした購入体験は、もはやワインの一部です。
畑や醸造の話だけでなく、手に入れるまでの1分間も含めて、そのワインの記憶になる。
後日グラスに注いだとき、きっと思い出すはずです。
「あれは11時01分に買えたワインだったな」と。
慌ただしくて、少し緊張して、それでもどこか楽しい。
ミエ・イケノのワインは、味わいだけでなく、そうした時間ごと、こちらに渡してくれる気がします。
次に開けるときは、あの静かな11時02分の画面を思い出しながら、ゆっくりと味わいたいと思います。
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